60名の参加で植村先生の話をみんな熱心に聴きました。内容は画像の下です。


【講演の内容】 身近な問題のごみ、ダイオキシン汚染、環境ホルモンから地球的環境問題の地球温暖化、オゾン層破壊は一般に知られているよりはるかに深刻で、『幸せな社会』の実現にはグリーンコンシューマ(環境にやさしい市民)が増えることが必要です。
 また、『地球村』とは国連などが提唱している『永続可能な社会』のことで、この実現を目指しでグリーンコンシューマを増やし、地域活動に取り組んでいます。そして環境と調和した永続可能な社会の調査を行うために訪れたヒマラヤの秘境ブータン王国での人々の考え方などをスライドを使い話がありました。

 「ブータンの村人には笑顔があります。自分が学んできたことは、日本と比べて貧しかったけれども、悲惨な印象や、かわいそうな印象は感じられませんでした。それは、逆にいきいきしているのです。どうしてなのか? 伝統文化を大切にし、誇りを持っていて、自然とのつながりや、人と人とのつながりがあり、お互い助け合っています。これが村人を明るくしているのです。尊敬する人は?と聞くと、『自分達に知識を与えてくれる』『体験を授けてくれる』として小・中学生は学校の先生とも答えたのです。

 また、デンマークでは食糧やエネルギーの自給率を上げたのです。これは教育がカギで、社会全体を見据え、自分の才能を発見、そして伸ばし、社会に貢献するようにナンバーワンではなく、オンリーワン教育をした」などと、地球規模から見た人々のあり方の話しがありました。


【講師の略歴】
 1965年生まれ 
 ネットワーク「地球村」講師
 世界市民社会フォーラム運営委員で、日本平和学会、日本環境教育学会などに所属。元国連食糧農業機関(FAO)職員、前奈良大学教養部専任講師。

【主要論文】
 「食糧問題と地球温暖化」「住民参加、NGO、永続可能な発展」「地球環境問題と紛争解決」などがあります。